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日本サッカー協会は一から出直せ!!大甘裁定でお茶を濁す これじゃ誰が監督やっても同じ [サッカー]

“責任はない”“おとがめなし”──世間をバカにしてないか?

サッカーの日本代表監督のアギーレ氏をめぐる選定から解任までのごたごたの責任問題を理事会に諮った日本サッカー協会の幹部について、2015年2月12日の理事会で“責任はない”“おとがめなし”という結論に至り、誰にも処分は下されず、幹部3人の給料の自主返納という形で、幕引きとなった。

しかし、ちょっと待ってもらいたい!!

アギーレと日本協会の問題については、姉妹ブログの「あれこれトレンド弾話室」で取り上げてるから(http://trend-danwashitsu.blog.so-net.ne.jp/2015-02-04)、本ブログでは取り上げなかったが、この「結論」では取り上げざるを得ない。

つまり、何も変わらない、誰も責任を取らない、ということだ。
こんなことは、一般企業じゃあり得ない。
これは不祥事だし、汚点だし、ダメージであるはずだ。
サポーター、スポンサー、サッカー界、スポーツ界にいろんな意味で大迷惑をかけた問題なのに
“責任はない”“おとがめなし”で終わらせる日本サッカー協会の体質は相変わらずの能天気だ。

マスコミは一斉に批判

「役職も降格などはなくそのまま維持されるという大甘裁定になった。一般社会ではあり得ないような、うやむやな幕引きに、批判の声が上がるのは必至」(2月14日付・東京スポーツ)

「問題は、監督解任に至る一件で心配をかけたことよりも、説明責任を果たしてないことや、問題点をうやむやにしてしまうような協会の体質そのものにある」(2月13日・朝日新聞朝刊)

「八百長問題が発覚した昨年9月以降、協会がアギーレ前監督に納得できる説明を求めた形跡はない。霜田委員長は『聞けませんよ』と話したことがある。潔白の確証もなく契約を続けたのなら、責任はあっただろう」(2月13日・産經ニュース)

また、サッカー評論家のセルジオ越後氏は、
「協会はW杯で惨敗した後、敗因をしっかり分析もせずにアギーレ監督の就任を急いで、世間の目をごまかした。そのつけがアジア杯で出た。今度こそさまざまな面から代表の問題点をあぶり出してほしい。そして新監督を迎えるのなら、アギーレ監督を呼んできた人間は任命責任を取って辞するべきだ」
と手厳しく批判している。

一流にこだわる監督選び〜自分は二流なのに

こんな意見がある。
「代表監督選びはまるで、高望みの花嫁探しに見えてくる。代表監督を歴任したか、欧州最高峰の欧州チャンピオンズリーグでの監督経験などの実績があり、日本人の良さを生かしてくれる人…。何やら『美人で家庭環境がよく、一流大学出の才媛、料理も上手…』といった花嫁の条件みたいだ。その前に迎える側こそ己の経済力、能力などを十分吟味しなければならないこともある。日本サッカーは(中略)まだまだ二流か二流半なのに、自分の力は顧みず監督は一流にこだわるからチームとの歯車が合わず“ミスマッチ”が続いているのではないか。(中略)しばらくは監督代行でしのいででも、地に足をつけた監督選びを進め、幸せな結婚と同じに心と心の結び付きを大切にしてもらいたいものだ」(2月9日・産経ニュース 今村忠氏)

まったく正論である。
つい先日も当事者の霜田技術委員長がテレビに出てきて、次期監督のことをしたり顔で、なんやかやと言っていたが、そんな場合か!協会はどうやら監督選びゲームでもやっている感覚なのかもしれない。

次期監督は6月までに決まればいい。あるいは今村氏が言うように、代行監督でもかまわない。
それより、W杯、アジア杯の検証と、協会の改革が先だろう。
サッカー界はもちろん、各界から専門家・有識者などによる第三者委員会を作って徹底的に検証することが必要だ。
場合によっては幹部役員を刷新して新体制でやりなおさなければ、日本のサッカーは強くならない。

そんなところまで追い込まれているのが、協会の方々にはわかってないようだ。


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