プレバト才能ランキング【俳句】大島由香里アナが1位!/梅沢現状・志らく昇格 [芸能]
梅沢、志らくが昇格試験
2019年4月11日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、神木隆之介、渡部豪太(俳優)、大島由香里(アナウンサー)、道尾秀介(直木賞作家)、桐山照史(ジャニーズWEST)という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
春のクリーニング店の(洗濯物を受け取る)写真を見て一句。
●凡人2位 桐山照史 60点
春服に ついたインクよ 今朝の夢
査定:「今朝の夢」が独りよがり。どういう夢か?
インクとの関係もわかりにくい。ムードに酔っている。
(本人はペンキのつもり)ならペンキと書かなきゃ。
(本人は片思いも言いたい)
添削:片恋や ペンキのついた 春の服
ポイント:本当に伝えたいことを書く。
●凡人3位 道尾秀介 45点
春驟雨(はるしゅうう) ベランダ思う 洗濯店員
査定:(「ベランダ思う」と「洗濯店員」を名人・特待生が指摘)
私が言うべきことを二人が言ってくれた。
洗濯店員はクリーニング店員が普通。字余は上五に。
「ベランダ思う」は説明になる。俳句は映像にする。
添削:クリーニング店員 春驟雨 見上ぐ
ポイント:映像を描いて想像させる。
●凡人4位 神木隆之介 43点
花衣 受け取る母の 頬ゆるむ
査定:一番つまらないのは「頬ゆるむ」。凡人的表現。
「受け取る」はお花見用の着物が届いたとしか読めない。
この句は「母の手の花衣」でほとんど言えちゃう。
こうすれば↓しみじみとした良い句になる。
添削:洗い張り 終え母の手の 花衣
ポイント:フレーズを生かす季語を。
●才能ナシ最下位 渡部豪太 25点
春と白 貯まるスタンプ 笑みの数
査定:(「春と白」の「白」はクリーニング店と本人説明)
「春と白」の謎が今解けました。たった5音で意味わからなく
できるというのが、逆にスゴい!
名詞で切れる三段切れにもなっている。
「春の◯◯」はあんたが好きな季語を入れて完成させて。
添削:春の風 スタンプ貯まる 笑みの数
●才能アリ第1位 大島由香里 70点
雀の子 もう懐かしき ワンピース
査定:中七・下五が良い。ここだけなら年齢が特定しにくいが、
季語「雀の子」がまた良い。となるとワンピースを着てた
のは小さな子どもだったのかもしれない、と想像できる。
自分が思い描く光景を想像させる季語を選べている。
これが素晴しい。初めてでこれは素晴しい!
添削:なし
●特待生昇格試験 立川志らく
桜隠し キリストめける 干したシャツ
評価のポイントは、季語桜隠しと比喩のバランスの是非。
結論:1ランク昇格! 特待生4級→3級
名人クラスの挑戦!
4級のくせによくこんなことを(詠んだ)。
「桜隠し」というのは満開の桜に雪が降って隠すこと。
なぜ難しいかというと、俳句の三大季語は「雪・月・花」
三大季語の2つが入っている。季節をまたいでもいる。
これに挑戦する。しかも日本の美意識の桜と雪、そして
キリストは西洋の象徴であるかのような神。
かなり格闘しギリギリのバランスで作り上げた。
これなら↓2ランクアップ。
添削:桜隠しの 物干キリスト めけるシャツ
●名人昇格試験 梅沢富美男
店先の 香箱座り 暮れの春
評価のポイントは、「香箱座り」との取り合わせの是非。
結論:現状維持! 名人10段+3→10段+3
物足らない!
作品としてはちゃんと成立している。形になっている。
何が物足りないかというと、俳句ではこういう発想の句は
たくさんたくさんある。俺は猫と言わずに「香箱座り」と
書いてるんだぞ、という意図の向こうにドヤ顔が見える。
俳句では意図が見え透いている。普通の名人・特待生なら
褒めるが、ここで満足している梅沢富美男ではない!
添削:なし
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 大島由香里 70点 才能アリ(パン作り4位)
2位 桐山照史 60点 凡人 (パン作り2位)
3位 道尾秀介 45点 凡人 (─)
4位 神木隆之介 43点 凡人 (─)
最下位 渡部豪太 25点 才能ナシ(パン作り1位)
特待生 立川志らく 俳句 1ランク昇格(4級→3級)
名人 梅沢富美男 俳句 現状維持(10段+3→10段+3)
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2019年4月11日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、神木隆之介、渡部豪太(俳優)、大島由香里(アナウンサー)、道尾秀介(直木賞作家)、桐山照史(ジャニーズWEST)という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
春のクリーニング店の(洗濯物を受け取る)写真を見て一句。
●凡人2位 桐山照史 60点
春服に ついたインクよ 今朝の夢
査定:「今朝の夢」が独りよがり。どういう夢か?
インクとの関係もわかりにくい。ムードに酔っている。
(本人はペンキのつもり)ならペンキと書かなきゃ。
(本人は片思いも言いたい)
添削:片恋や ペンキのついた 春の服
ポイント:本当に伝えたいことを書く。
●凡人3位 道尾秀介 45点
春驟雨(はるしゅうう) ベランダ思う 洗濯店員
査定:(「ベランダ思う」と「洗濯店員」を名人・特待生が指摘)
私が言うべきことを二人が言ってくれた。
洗濯店員はクリーニング店員が普通。字余は上五に。
「ベランダ思う」は説明になる。俳句は映像にする。
添削:クリーニング店員 春驟雨 見上ぐ
ポイント:映像を描いて想像させる。
●凡人4位 神木隆之介 43点
花衣 受け取る母の 頬ゆるむ
査定:一番つまらないのは「頬ゆるむ」。凡人的表現。
「受け取る」はお花見用の着物が届いたとしか読めない。
この句は「母の手の花衣」でほとんど言えちゃう。
こうすれば↓しみじみとした良い句になる。
添削:洗い張り 終え母の手の 花衣
ポイント:フレーズを生かす季語を。
●才能ナシ最下位 渡部豪太 25点
春と白 貯まるスタンプ 笑みの数
査定:(「春と白」の「白」はクリーニング店と本人説明)
「春と白」の謎が今解けました。たった5音で意味わからなく
できるというのが、逆にスゴい!
名詞で切れる三段切れにもなっている。
「春の◯◯」はあんたが好きな季語を入れて完成させて。
添削:春の風 スタンプ貯まる 笑みの数
●才能アリ第1位 大島由香里 70点
雀の子 もう懐かしき ワンピース
査定:中七・下五が良い。ここだけなら年齢が特定しにくいが、
季語「雀の子」がまた良い。となるとワンピースを着てた
のは小さな子どもだったのかもしれない、と想像できる。
自分が思い描く光景を想像させる季語を選べている。
これが素晴しい。初めてでこれは素晴しい!
添削:なし
●特待生昇格試験 立川志らく
桜隠し キリストめける 干したシャツ
評価のポイントは、季語桜隠しと比喩のバランスの是非。
結論:1ランク昇格! 特待生4級→3級
名人クラスの挑戦!
4級のくせによくこんなことを(詠んだ)。
「桜隠し」というのは満開の桜に雪が降って隠すこと。
なぜ難しいかというと、俳句の三大季語は「雪・月・花」
三大季語の2つが入っている。季節をまたいでもいる。
これに挑戦する。しかも日本の美意識の桜と雪、そして
キリストは西洋の象徴であるかのような神。
かなり格闘しギリギリのバランスで作り上げた。
これなら↓2ランクアップ。
添削:桜隠しの 物干キリスト めけるシャツ
●名人昇格試験 梅沢富美男
店先の 香箱座り 暮れの春
評価のポイントは、「香箱座り」との取り合わせの是非。
結論:現状維持! 名人10段+3→10段+3
物足らない!
作品としてはちゃんと成立している。形になっている。
何が物足りないかというと、俳句ではこういう発想の句は
たくさんたくさんある。俺は猫と言わずに「香箱座り」と
書いてるんだぞ、という意図の向こうにドヤ顔が見える。
俳句では意図が見え透いている。普通の名人・特待生なら
褒めるが、ここで満足している梅沢富美男ではない!
添削:なし
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 大島由香里 70点 才能アリ(パン作り4位)
2位 桐山照史 60点 凡人 (パン作り2位)
3位 道尾秀介 45点 凡人 (─)
4位 神木隆之介 43点 凡人 (─)
最下位 渡部豪太 25点 才能ナシ(パン作り1位)
特待生 立川志らく 俳句 1ランク昇格(4級→3級)
名人 梅沢富美男 俳句 現状維持(10段+3→10段+3)
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