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脱法ハーブ・脱法ドラッグは、麻薬と変わらない!市民が巻き添えを食う前に取り締まりを! [ニュース]

神奈川県会議員まで脱法ドラッグ

脱法ドラッグを服用した男が車を運転して暴走し、1人死亡、多数のけが人を出した池袋の事件の後も、これでもかと、脱法ドラッグ服用者による事故、事件が続出していますが、今度は何と、県会議員が脱法ドラッグをやっていました。
逮捕されたのは、前神奈川県会議員の横山幸一(自民離党)。
どいいう神経をしているのか?脱法ドラッグを吸ったのは、池袋事件の2日後だったのです。
横山幸一容疑者は、横浜市内のホテルで脱法ハーブを吸って暴れたため110番通報、警察が関係先から押収した脱法ハーブから指定薬物が検出されたため、薬事法違反の疑いで16日午後、逮捕された、というものです。

ヤジ議員のあと、政務費だまし取り疑惑の号泣議員、今回の脱法議員と、政界はなっちょらん!

脱法とは法の網をかいくぐること

脱法とは何か?
説法じゃないですよ。えらいお坊さんの説法ならぬ脱法。どんな意味なのか?コトバンクで調べると、

「法律に触れないような方法で法律で禁止していることを行うこと。うまく法の裏をかくこと」

ということで、「合法」とは違う。違法すれすれの行為なので、やはりヤバイことなのです。
今回の「脱法ハーブ/脱法ドラッグ」(以下脱法ドラッグという)も、法律で禁止していることを行っており、非常に危険と言わざるをえません。

脱法ドラッグはハーブやお香などと偽装して売られ、これを吸うと多くは大麻や覚醒剤と似た作用を示します。
呼吸困難やけいれん、意識障害を引き起こす強い毒性があり、継続使用すると依存症になる危険性があります。

市民が巻き添えを食う前に取締り強化を

取締りは、薬事法で製造や所持を禁止する「指定薬物」に薬物ごとに指定することで行っていますが、これでは原料となる複数の化学物質の組み合わせ、合成するときの条件を変えることなどで構造の一部が変わり、数百種類の物質を新たに作れるといわれています。

指定したら→別の薬物を合成する というイタチごっこが繰り返されてきたため、厚生労働省は合成カンナビノイド系770種類とカチノン系494種類を包括指定をしました。
また、国は、指定薬物に定める前の脱法ドラッグでも、中枢神経への作用が強いと立証できれば、未承認の医薬品とみなして薬事法で取り締まる検討も始めています。

とにかく見せかけはハーブやお香でも、中身は麻薬に近いもの=脱法ドラッグには手を出さない、という注意が必要です。

当局においても、これを野放しにすれば、またまた多くの市民がまきぞえを食うことになりますので、早急に厳しく取り締まるよう、願いたいものです。

(本記事は2014年7月17日朝日新聞朝刊科学面「脱法ドラッグ追いつめろ」を参考にしました)


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