SSブログ

GDPが大幅減!〜内閣府発表〜6.8%減も政府は左うちわ。庶民の生活ますます厳しく [経済]

消費税10%は既定路線。政府はレールに乗って進むだけ

内閣府は8月13日、4―6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比マイナス1.7%、年率換算マイナス6.8%となった、と発表しました。
これは東日本大震災のあった2011年1─3月期(前期比マイナス1.8%、年率換算マイナス6.9%)以来の大幅な落ち込みとなりました。(Yahooニュース)

今年の1─3月期が年率プラス6.1%だったのに対する反動ですが、要因はもちろん消費税8%。
そのほか、輸出の回復が鈍かったことを報道各社はあげています。

また、消費の落ち込みは前期比マイナス5.0%で、前回増税時の1997年4─6月期(同マイナス3.5%)を上回り、現行基準で1994年以降最大の落ち込みとなった模様です。

明らかにアベノミクスによる景気回復、経済成長はお題目のみで、実体経済、消費経済は低空飛行と言わざるを得ません。円安と株価上昇に代表されるアベノミクスですが、数字の操作に終始しているのではないでしょうか。

この状況に対して政府は、「1─6月で平均してみると、前年同期を上回っている。月次指標をみても景気は緩やかな回復基調が続いており、これまで政府が示してきた景気認識に変わりはない。先行きについても、明るいイメージを持っている」(甘利経済財政相)とノーテンキです。

この分じゃいくら景気が悪くなっても、消費税10%アップは既定路線で、政府はレールに乗って進むだけでしょう。

ここでそれを裏付ける報道がありました。日経Bizアカデミーが2013年11月19日に報じたもので、それによると、
「4~6月の成長率は高い確率で落ち込みます。消費税が上がるのですからなおさらです。すると、次の四半期である7~9月の成長率は上がりやすくなる、というわけです。それを判断材料に2015年10月のさらに2%の消費税増税を決めるということです」

という具合に、4―6月期の落ち込みは想定済みで政府は左うちわ。苦しいのは庶民だけというわけです。
現在、消費税増税だけでなく、アメリカの干ばつによる肉価格の上昇、天候不順による野菜価格の高騰、原油価格の値上がりによるガソリン代上昇、諸々の加工品の価格上昇などなど、大変な状況になっています。

先行きについて、私は暗いイメージを持っています。


スポンサーリンク






タグ:GDP
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。