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すごいぞ日本テレビの日曜日〜笑点からおしゃれイズムまで高視聴率連発! 一方フジテレビはどうも調子が上がらない [テレビ]

フジTVの低迷は某大手芸能事務所と幹部の癒着が原因か?

日曜「笑点」(17:30)が視聴率17〜20%、「バンキシャ」を挟んで「鉄腕ダッシュ!」(19:00)が17〜20%、「世界の果てまでイッテQ」(20:00)が18〜20%、「行列のできる法律相談所」(21:00)が14〜18%、「おしゃれイズム」(22:00)が13〜15%。
これは日本テレビの日曜日の番組ラインアップです。

とにかくすごい数字です。
各番組が高視聴率を叩き出しています。
このようなことは、昔はいざ知らず、21世紀になってからはあまり例がありません。
各番組とも「鉄腕ダッシュ!」を除き、司会者がそれぞれ替わってもそれほど数字が変わらないというのは、固定ファンがついているからで、日テレは長くこのラインアップを変えようとしません。
これは日テレの編成がポリシーと信念を持っているからだと思います。

日テレ編成の勝利として、長く讃えられるべきことなのではないでしょうか。

一方、フジテレビは、視聴率低迷について、こんな解説がありました。
解説する人は、アメリカ駐在中に金銭問題を起こし(ちょっとした行き違いだったようです)、その後フジテレビを退社したフリーアナウンサーの長谷川豊氏。
題して「フジテレビ、上層部と某有力芸能事務所のズブズブの関係が、視聴率低迷の元凶?」(Business Journal 8月13日(水)0時10分配信)
それによると、「大手芸能事務所ありきの番組づくりを制作現場に強いる上層部に問題がある」とし、
「芸能事務所から素敵な接待を受けて、その事務所の利権のために動く人間が多すぎるという点です。残念なことですが、そこに視聴者への思いやりはない。気が付いたら、帯番組の司会者もこの事務所のタレントで、フジの代名詞でもある“月9ドラマ”の女優まで、みんな同じ事務所なの? ということになってしまう。
番組づくりが、まずは芸能事務所ありきで、それで出演者の人選が全部決まってしまう。制作現場は上から押し付けられるタレントを使うしかないので、不満がたまっていくという悪循環が続いています」
とまで言っています。

これに対して、日テレの視聴率が好調の理由として長谷川氏は、
「読売グループの渡邉恒雄会長の影響力が大きいので、外部からの雑音をはねのけられる。そのため、テレビ局主導で番組制作ができる。
例えば人気番組『世界の果てまでイッテQ!』の「珍獣ハンター」という企画をつくろう、と考える。日本テレビはそこでまず、全事務所に平等に声をかけ、オーディションを開催する。フジのように勝手に上層部が出演者を決め、現場に押し付けたりはしません。「動物をハントするんだから運動神経が要るよね」と、各事務所からオーディションをやって、当時は誰も知らないような無名のイモトアヤコを起用する。顔が地味すぎるので眉毛を太くして印象付けるという演出を加え、あとは制作陣の天才的なナレーションと彼女のがんばりによって、どんどん面白コンテンツをつくることができるようになる」
と解説しています。

なるほど、制作現場が自由にものづくりができるという環境は、クリエイティブの基本で、好結果を生むことにつながります。(渡邉恒雄会長うんぬんの部分はちょっと違和感がありますが)

『世界の果てまでイッテQ!』はそんなふうに作ってたんですね。
いろいろな人がアイデアを持ち寄って、面白い物を作ろうとする、現場の熱い意気込みが伝わってきます。

しかし、フジテレビも8月15日に放送した「終戦記念スペシャルドラマ 命ある限り戦え、そして生き抜くんだ」のような意欲作、良心作がないわけではありません。
以前のような面白い番組作りができるような制作環境の一新が必要なのかもしれません。


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