プレバト才能ランキング【俳句】武井壮が１位！ キスマイ宮田は３位 東国原は？ [芸能]
東国原英夫が昇格試験
2017年10月12日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、武井壮、波乃久里子、鈴木亜美、キスマイ宮田俊哉、麒麟・川島という面々が夏井先生の査定を受ける。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
運動会の綱引きの写真を見て一句。
●才能アリ２位 波乃久里子 73点
走り終え サンダル探す 運動会
査定：あるある感が満載。俳句の妙味。中七の「サンダル探す」が面白い。
運動会という季語の中の一つの出来事としてありありと見えてくる。
添削：なし
ポイント：「あるある」でオリジナリティを。
●凡人４位 麒麟・川島 50点
母の愛 ひじきを笑うな 赤とんぼ
査定：頑張ってはいる。その結果とても普通の結果になったことが悲しい。
「母の愛」は完全に説明。読み手が気づくことをそのまま書くのは、
俳句では野暮。「ひじき」と「赤とんぼ」の季重なりは後者が強いので
許容範囲だが、中七が８音になっている。
添削：弁当の ひじき笑うな 赤とんぼ
ポイント：説明的な表現は避ける。読み手に気づいて欲しいものは書かない。
●凡人３位 宮田俊哉 65点
力む手と 火薬の匂いの 運動会
査定：触覚、聴覚、嗅覚で運動会を切り取った意図はわかる。そこは褒めたい。
中七は７音にすべき。定義ではダメ。
凡人でウロウロしてるが、小さく一つずつ前に歩いている。
添削：力む手に 火薬の匂う 運動会
ポイント：定義に終わらない。
●才能ナシ最下位 鈴木亜美 35点
金色の 在りし日思う 悔し泣き
査定：すべて抽象的。映像はカケラだけしかない。
上五中七はカッコイイこと書こうとしたんだろうが、
運動会の光景は一カケラもない。
添削：夕暮や 運動会の 悔し泣き
●才能アリ第１位 武井壮 75点
子らの引く 綱の雄々しく 匂ひけり
査定：（名人が綱引きは新年の季語と言ったのを）よく勉強してる。
で、この句には「綱引き」入ってないが、どう見ても新年の神事じゃない。
「雄々しく」は「匂いけり」にかかるという技術的によく考えられている。
最後「けり」で決めたのもお見事。
添削：なし
ポイント：大切なのは語順。綱引きを描くことで、「季感」（季節を感じさせる言葉）
があり、季語と同じ役割を果たす。ここでは「引く綱」と語順を変えている。
ちょっとしたテクニック。
●名人昇格試験 東国原英夫
運動会 テントの中の 車椅子
結論：現状維持！ 名人４段→４段
描写が雑。久しぶりに雑。
下記のようにいくらでも具体的に表現できる。
こういう細やかやところを切り取ってこそ名人。
添削１：運動会 テントに小（ち）さき 車椅子
添削２：運動会の テントぽつんと 車椅子
添削３：運動会 放送席に 車椅子
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
１位 武井壮 ７５点 才能アリ（ドライフラワー最下位）
２位 波乃久里子 ７３点 才能アリ（ドライフラワー３位）
３位 宮田俊哉 ６５点 凡人 （─）
４位 麒麟川島 ５０点 凡人 （─）
最下位 鈴木亜美 ３０点 才能ナシ（ドライフラワー２位）
名人 東国原英夫 俳 句 現状維持（４段→４段）
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2017年10月12日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、武井壮、波乃久里子、鈴木亜美、キスマイ宮田俊哉、麒麟・川島という面々が夏井先生の査定を受ける。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
運動会の綱引きの写真を見て一句。
●才能アリ２位 波乃久里子 73点
走り終え サンダル探す 運動会
査定：あるある感が満載。俳句の妙味。中七の「サンダル探す」が面白い。
運動会という季語の中の一つの出来事としてありありと見えてくる。
添削：なし
ポイント：「あるある」でオリジナリティを。
●凡人４位 麒麟・川島 50点
母の愛 ひじきを笑うな 赤とんぼ
査定：頑張ってはいる。その結果とても普通の結果になったことが悲しい。
「母の愛」は完全に説明。読み手が気づくことをそのまま書くのは、
俳句では野暮。「ひじき」と「赤とんぼ」の季重なりは後者が強いので
許容範囲だが、中七が８音になっている。
添削：弁当の ひじき笑うな 赤とんぼ
ポイント：説明的な表現は避ける。読み手に気づいて欲しいものは書かない。
●凡人３位 宮田俊哉 65点
力む手と 火薬の匂いの 運動会
査定：触覚、聴覚、嗅覚で運動会を切り取った意図はわかる。そこは褒めたい。
中七は７音にすべき。定義ではダメ。
凡人でウロウロしてるが、小さく一つずつ前に歩いている。
添削：力む手に 火薬の匂う 運動会
ポイント：定義に終わらない。
●才能ナシ最下位 鈴木亜美 35点
金色の 在りし日思う 悔し泣き
査定：すべて抽象的。映像はカケラだけしかない。
上五中七はカッコイイこと書こうとしたんだろうが、
運動会の光景は一カケラもない。
添削：夕暮や 運動会の 悔し泣き
●才能アリ第１位 武井壮 75点
子らの引く 綱の雄々しく 匂ひけり
査定：（名人が綱引きは新年の季語と言ったのを）よく勉強してる。
で、この句には「綱引き」入ってないが、どう見ても新年の神事じゃない。
「雄々しく」は「匂いけり」にかかるという技術的によく考えられている。
最後「けり」で決めたのもお見事。
添削：なし
ポイント：大切なのは語順。綱引きを描くことで、「季感」（季節を感じさせる言葉）
があり、季語と同じ役割を果たす。ここでは「引く綱」と語順を変えている。
ちょっとしたテクニック。
●名人昇格試験 東国原英夫
運動会 テントの中の 車椅子
結論：現状維持！ 名人４段→４段
描写が雑。久しぶりに雑。
下記のようにいくらでも具体的に表現できる。
こういう細やかやところを切り取ってこそ名人。
添削１：運動会 テントに小（ち）さき 車椅子
添削２：運動会の テントぽつんと 車椅子
添削３：運動会 放送席に 車椅子
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
１位 武井壮 ７５点 才能アリ（ドライフラワー最下位）
２位 波乃久里子 ７３点 才能アリ（ドライフラワー３位）
３位 宮田俊哉 ６５点 凡人 （─）
４位 麒麟川島 ５０点 凡人 （─）
最下位 鈴木亜美 ３０点 才能ナシ（ドライフラワー２位）
名人 東国原英夫 俳 句 現状維持（４段→４段）
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