プレバト才能ランキング【俳句】山口もえが1位!/昇格試験は梅沢&志らく〜両者現状維持 [芸能]
梅沢、志らくが昇格試験
2019年1月10日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、西郷輝彦、杉本彩、山口もえ、高橋ひかる、二階堂高嗣という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
書き初め(筆と紙)の写真を見て一句。
●凡人3位 杉本彩 50点
書初めの 艶に込める 女ごころよ
査定:発想は悪くない。ただ、読んだ人は「艶」と書いたと思わない。
リズムも損している。
この内容、全部入れるとしたら字余りにしないといけない。
添削:女ごころ 込め書初めの 「艶」てふ文字
ポイント:文語独特の言葉を知る。「てふ」(ちょう)は「という」。
●凡人2位 西郷輝彦 67点
二日はや あれもう小腹の たちにけり
査定:この句自体は飄々として良い。「二日」は新年の季語
(七日までが季語)。
ただ、「あれもう」は「はや」の中に入っている。
「あれもう」を捨てれば、誰に腹を立てたかが入る。
添削:二日はや 妻に小腹を たてにけり
二日はや 金に小腹を たてにけり
二日はや この世に小腹 たてにけり
ポイント:無駄な言葉は省く。
●才能ナシ4位 二階堂高嗣 37点
七福神詣で 気分良く 笑顔
査定:(二階堂は発想飛ばしたと)どこに発想飛ばしたのか?
神社仏閣にお参りして気分が良くなったというのは、
だれでも考えそう。どこ振っても新しい材料入れようがない。
(作者が言った)「七福神を絵で描いた」を入れればよかった。
添削:七福神詣で 晴れやかなる 笑顔
詣で来て 七福神を 墨で描く
●才能ナシ最下位 高橋ひとみ 30点
筆を手に 迷ったあげく お年玉
査定:どう読むかと言ったら(梅沢が言った)「書いてたらお年玉を
もらいに行った」と、みんな読むと思う。
↓こうやれば小学生なら良い作品。
添削:書初め何書こう 「お年玉」と書こう
●才能アリ第1位 山口もえ 70点
筆始 祖父の遺した 硯箱
査定:こういう句に出会うと、五七五は美しい調べだと思う。
中七下五で物がはっきり見えてくる。
「遺」で祖父が亡くなったこと、自分が大事にしてることがわかる。
「筆始」が季語だが、もっと上を目指そうという時、「筆始」と
中七下五が似合いすぎている。俳句では「近い」という。
季語と季語以外のイメージが近いより、離れた季語にすると、
奥行きができたり、色が生まれたりする。
添削:初明かり 祖父の遺した 硯箱
福寿草 祖父の遺した 硯箱
ポイント:季語との距離感を保つ。
●特待生昇格試験 立川志らく
走馬灯に 駆け込む 書初めの午
結論:現状維持! 特待生3級→3級
評価のポイントは「走馬灯」。
読み手を混乱させている!
「走馬灯」は夏の季語。読み手は夏の気分で読み始める。
季重なりでいきたいのなら、「書初め」からいくべき。
添削:書初めの 「午」駆け込まん 走馬灯
●名人昇格試験 梅沢富美男
札止めの 墨色の濃さ 初芝居
結論:現状維持! 名人10段→10段
評価のポイントは「濃さ」
言葉を学べ!
良いところは沢山ある。「濃さ」で「初芝居」(季語)の賑わいを
言おうとする、それ以外はごちゃごちゃ言わない、まさに名人の判断。
それを何故「濃さ」と「さ」を入れるか?
添削:札止めの 墨色の濃し 初芝居
札止めの 墨色ぞ濃き 初芝居(強調)
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 山口もえ 70点 才能アリ(和食1位)
2位 西郷隆盛 67点 凡人 (─)
3位 杉本彩 50点 凡人 (和食4位)
4位 二階堂高嗣 37点 才能ナシ(─)
最下位 高橋ひとみ 30点 才能ナシ(─)
特待生 立川志らく 俳句 現状維持(3級→3級)
特待生 梅沢富美男 俳句 現状維持(10段→10段)(和食2位)
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2019年1月10日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、西郷輝彦、杉本彩、山口もえ、高橋ひかる、二階堂高嗣という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
書き初め(筆と紙)の写真を見て一句。
●凡人3位 杉本彩 50点
書初めの 艶に込める 女ごころよ
査定:発想は悪くない。ただ、読んだ人は「艶」と書いたと思わない。
リズムも損している。
この内容、全部入れるとしたら字余りにしないといけない。
添削:女ごころ 込め書初めの 「艶」てふ文字
ポイント:文語独特の言葉を知る。「てふ」(ちょう)は「という」。
●凡人2位 西郷輝彦 67点
二日はや あれもう小腹の たちにけり
査定:この句自体は飄々として良い。「二日」は新年の季語
(七日までが季語)。
ただ、「あれもう」は「はや」の中に入っている。
「あれもう」を捨てれば、誰に腹を立てたかが入る。
添削:二日はや 妻に小腹を たてにけり
二日はや 金に小腹を たてにけり
二日はや この世に小腹 たてにけり
ポイント:無駄な言葉は省く。
●才能ナシ4位 二階堂高嗣 37点
七福神詣で 気分良く 笑顔
査定:(二階堂は発想飛ばしたと)どこに発想飛ばしたのか?
神社仏閣にお参りして気分が良くなったというのは、
だれでも考えそう。どこ振っても新しい材料入れようがない。
(作者が言った)「七福神を絵で描いた」を入れればよかった。
添削:七福神詣で 晴れやかなる 笑顔
詣で来て 七福神を 墨で描く
●才能ナシ最下位 高橋ひとみ 30点
筆を手に 迷ったあげく お年玉
査定:どう読むかと言ったら(梅沢が言った)「書いてたらお年玉を
もらいに行った」と、みんな読むと思う。
↓こうやれば小学生なら良い作品。
添削:書初め何書こう 「お年玉」と書こう
●才能アリ第1位 山口もえ 70点
筆始 祖父の遺した 硯箱
査定:こういう句に出会うと、五七五は美しい調べだと思う。
中七下五で物がはっきり見えてくる。
「遺」で祖父が亡くなったこと、自分が大事にしてることがわかる。
「筆始」が季語だが、もっと上を目指そうという時、「筆始」と
中七下五が似合いすぎている。俳句では「近い」という。
季語と季語以外のイメージが近いより、離れた季語にすると、
奥行きができたり、色が生まれたりする。
添削:初明かり 祖父の遺した 硯箱
福寿草 祖父の遺した 硯箱
ポイント:季語との距離感を保つ。
●特待生昇格試験 立川志らく
走馬灯に 駆け込む 書初めの午
結論:現状維持! 特待生3級→3級
評価のポイントは「走馬灯」。
読み手を混乱させている!
「走馬灯」は夏の季語。読み手は夏の気分で読み始める。
季重なりでいきたいのなら、「書初め」からいくべき。
添削:書初めの 「午」駆け込まん 走馬灯
●名人昇格試験 梅沢富美男
札止めの 墨色の濃さ 初芝居
結論:現状維持! 名人10段→10段
評価のポイントは「濃さ」
言葉を学べ!
良いところは沢山ある。「濃さ」で「初芝居」(季語)の賑わいを
言おうとする、それ以外はごちゃごちゃ言わない、まさに名人の判断。
それを何故「濃さ」と「さ」を入れるか?
添削:札止めの 墨色の濃し 初芝居
札止めの 墨色ぞ濃き 初芝居(強調)
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 山口もえ 70点 才能アリ(和食1位)
2位 西郷隆盛 67点 凡人 (─)
3位 杉本彩 50点 凡人 (和食4位)
4位 二階堂高嗣 37点 才能ナシ(─)
最下位 高橋ひとみ 30点 才能ナシ(─)
特待生 立川志らく 俳句 現状維持(3級→3級)
特待生 梅沢富美男 俳句 現状維持(10段→10段)(和食2位)
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