プレバト才能ランキング【俳句】内田恭子が1位!/昇格試験の北山・柴田は現状維持 [芸能]
柴田、北山が昇格試験
2019年1月17日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、松原智恵子、枡毅、原田龍二、内田恭子、パンサー向井という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
冬のバス停(雪の中でバスを待つ人々)の写真を見て一句。
●才能アリ2位 向井慧 70点
雪濡らす バス待つ我の 単語帳
査定:よくできた句。発想としてこういう句はないことはない。しかし、
きちんと光景が描けている。
季語・状態・乗り物・人物・物と、物へ光景を絞っていくやりかた。
これは正しい。これがもう一度上五に帰っていく。勉強している。
添削:雪が濡らす バス待つ我の 単語帳
ポイント:助詞の「が」。「雪が濡らす」と強調。
字余りにして、ゆっくり過ぎ行く時間の情緒を表現する。
●凡人3位 枡毅 65点
傘の浪 白息吐息 画狂人
査定:発想という観点から間違いなく才能がある人。
何が損しているか、最後に「画狂人」が出てきて混乱する。
それなら画狂人から始めるべき。それと作者の弁から別の季語を。
(「画狂人」は北斎)。技術を学んでまた来てください。
添削:画狂人 吐息浪為す 雪の傘
●凡人4位 松原智恵子 60点
牡丹雪 列ほんのりと バス待つ子
査定:(北山が指摘した)「ほんのり」は良い所と損する所がある。
「牡丹雪」は春の季語。だからダメではない。
「ほんのりと」がどちらにかかるのか?
添削:牡丹雪 バス待つ列に 吾子の傘
ポイント:映像で表現する。
●才能ナシ最下位 原田龍二 35点
焼き芋の 鐘に我が家の 暖想う
査定:(北山指摘「想っちゃって失敗」)その通り。才能なしの人たちは
すぐ想いたがる。
上五と鐘まではよかったが、あとは全部いらない!
寒さに耐えて励ましながら家に帰る、なら現場として書くべき。
添削:焼き芋の 売り子の鐘に 励まさる
●才能アリ第1位 内田恭子 72点
遅延証明書の列や 雪の朝
査定:「遅延証明書」なんて長い言葉で調べになりにくい。
だがこの言葉で何が起こっているかがすぐわかる。
言葉の経済効率が良い。
「列」で映像化、「雪の朝」で状況を表現。
俳句は必要なことだけを述べればいい、ということをわかってる。
添削:なし
●特待生昇格試験 北山宏光
息白く 独身寂し 空へ嗚呼
結論:現状維持! 特待生5級→5級
評価のポイントは「寂し」。
「寂し」と言うな!
独身という寂しさを「息白く」という季語で表現しようとしている。
そこは良い。「嗚呼」(ストックしてたな)もカッコよくできている。
しかし、読んだときに十分寂しい。
添削:空へ嗚呼 われ独身の 息白し
●特待生昇格試験 柴田理恵
頬ゆるめ 仰ぐ鈍空(にびそら) 鰤起し
結論:現状維持! 特待生5級→5級
評価のポイントは「頬ゆるめ」
要らない言葉が多い!
「鰤起し」という季語が渋い。地域性も見えてくる。
地域性・空の感じ・季節の冷たい感じが一気に立ち上がる。
「仰ぐ」は空があるし、雷(鰤起し)が出てくるので微妙。
空の印象・映像をしっかり描いた方が得。
「頬ゆるめ」はアップの映像なので違和感。
添削:鈍色の 空やいよいよ 鰤起し
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 内田恭子 72点 才能アリ(生け花3位)
2位 パンサー向井 70点 才能アリ(─)
3位 升毅 65点 凡人 (生け花4位)
4位 松原智恵子 60点 凡人 (生け花1位)
最下位 原田龍二 35点 才能ナシ(生け花3位)
特待生 柴田理恵 俳句 現状維持(5級→5級)
特待生 北山宏光 俳句 現状維持(5級→5級)
名人 三上真史 生け花 現状維持(初段→初段)
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2019年1月17日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、松原智恵子、枡毅、原田龍二、内田恭子、パンサー向井という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
冬のバス停(雪の中でバスを待つ人々)の写真を見て一句。
●才能アリ2位 向井慧 70点
雪濡らす バス待つ我の 単語帳
査定:よくできた句。発想としてこういう句はないことはない。しかし、
きちんと光景が描けている。
季語・状態・乗り物・人物・物と、物へ光景を絞っていくやりかた。
これは正しい。これがもう一度上五に帰っていく。勉強している。
添削:雪が濡らす バス待つ我の 単語帳
ポイント:助詞の「が」。「雪が濡らす」と強調。
字余りにして、ゆっくり過ぎ行く時間の情緒を表現する。
●凡人3位 枡毅 65点
傘の浪 白息吐息 画狂人
査定:発想という観点から間違いなく才能がある人。
何が損しているか、最後に「画狂人」が出てきて混乱する。
それなら画狂人から始めるべき。それと作者の弁から別の季語を。
(「画狂人」は北斎)。技術を学んでまた来てください。
添削:画狂人 吐息浪為す 雪の傘
●凡人4位 松原智恵子 60点
牡丹雪 列ほんのりと バス待つ子
査定:(北山が指摘した)「ほんのり」は良い所と損する所がある。
「牡丹雪」は春の季語。だからダメではない。
「ほんのりと」がどちらにかかるのか?
添削:牡丹雪 バス待つ列に 吾子の傘
ポイント:映像で表現する。
●才能ナシ最下位 原田龍二 35点
焼き芋の 鐘に我が家の 暖想う
査定:(北山指摘「想っちゃって失敗」)その通り。才能なしの人たちは
すぐ想いたがる。
上五と鐘まではよかったが、あとは全部いらない!
寒さに耐えて励ましながら家に帰る、なら現場として書くべき。
添削:焼き芋の 売り子の鐘に 励まさる
●才能アリ第1位 内田恭子 72点
遅延証明書の列や 雪の朝
査定:「遅延証明書」なんて長い言葉で調べになりにくい。
だがこの言葉で何が起こっているかがすぐわかる。
言葉の経済効率が良い。
「列」で映像化、「雪の朝」で状況を表現。
俳句は必要なことだけを述べればいい、ということをわかってる。
添削:なし
●特待生昇格試験 北山宏光
息白く 独身寂し 空へ嗚呼
結論:現状維持! 特待生5級→5級
評価のポイントは「寂し」。
「寂し」と言うな!
独身という寂しさを「息白く」という季語で表現しようとしている。
そこは良い。「嗚呼」(ストックしてたな)もカッコよくできている。
しかし、読んだときに十分寂しい。
添削:空へ嗚呼 われ独身の 息白し
●特待生昇格試験 柴田理恵
頬ゆるめ 仰ぐ鈍空(にびそら) 鰤起し
結論:現状維持! 特待生5級→5級
評価のポイントは「頬ゆるめ」
要らない言葉が多い!
「鰤起し」という季語が渋い。地域性も見えてくる。
地域性・空の感じ・季節の冷たい感じが一気に立ち上がる。
「仰ぐ」は空があるし、雷(鰤起し)が出てくるので微妙。
空の印象・映像をしっかり描いた方が得。
「頬ゆるめ」はアップの映像なので違和感。
添削:鈍色の 空やいよいよ 鰤起し
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 内田恭子 72点 才能アリ(生け花3位)
2位 パンサー向井 70点 才能アリ(─)
3位 升毅 65点 凡人 (生け花4位)
4位 松原智恵子 60点 凡人 (生け花1位)
最下位 原田龍二 35点 才能ナシ(生け花3位)
特待生 柴田理恵 俳句 現状維持(5級→5級)
特待生 北山宏光 俳句 現状維持(5級→5級)
名人 三上真史 生け花 現状維持(初段→初段)
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