プレバト才能ランキング【俳句】何とチョコプラ松尾が1位!/昇格試験の梅沢は10段+1つ前進 [芸能]
梅沢、松岡が昇格試験
2019年1月24日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、加藤登紀子、三遊亭好楽、田中道子、中山優馬、チョコレートプラネット松尾という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
冬の自動販売機の写真を見て一句。
●凡人3位 中山優馬 60点
雪の夜 ハンドル寄せた あの灯り
査定:ドライブに発想を持ってくるところは良い点だが、
「寄せた」と「あの」がこの句の問題点。
距離感がおかしい。
添削:雪の夜の ハンドル寄せる 灯りかな
ポイント:距離感を正確に表現する。
●凡人4位 三遊亭好楽 42点
冬の夜 角な自販機 ほっとして
査定:四角い自販機ですか?それはわからない。
「冬の夜 四角い自販機 ほっとして」と直してもつまらない(笑)
直しても凡人の凡人。
添削:冬の夜 四角い自販機に ほっと
ポイント:誤読を避ける言葉選びを。
●凡人2位 加藤登紀子 68点
流氷や 声の逞し 漁港かな
査定:(梅沢が指摘した)「や」と「かな」と2つあると焦点がばらける。
「逞し」でも切れて三段切れになる。
小さなミスがあったが、やろうとしていることは素晴らしい。
(本人説明の)流氷の音は凄い。才能アリは目の前。
添削:流氷の 声逞しき 漁港なり
ポイント:「や」と「かな」の併用には注意。
●才能ナシ最下位 田中道子 25点
燈り待ち 押すに押せない 恋心
査定:問題点は2つ。(松岡指摘の)季語がないこと。
「燈り待ち」がわかりにくいこと。
ボタンも恋も押せないのだから、自販機と書くしかない。
添削:自販機の ボタンも恋も 押せぬ冬
●才能アリ第1位 チョコ松尾 72点
冬空や 商談前の 缶コーヒー
査定:「商談前」が言葉の経済効率が良い。状況も見えるし、
人物、時間も想像できる。
凡人以下の人は「缶コーヒー」の後に暖かい・握るとか入れるが、
才能アリの人はそれを入れなくてもわかる。
名詞と助詞だけでできているので意味の揺らぎが起こりにくい。
添削:なし
●特待生昇格試験 松岡充
飲み干す光 雪晴れの缶ジュース
結論:1ランク昇格! 特待生4級→3級
評価のポイントは七五五の破調。
溌剌とした勢いがある。
破調は迂闊にやれば痛い目にあう。1句の内容がその調べを要求
しているかを考えて結論出すべき。
この句の場合は、この勢いを要求している。
非常に気持ちの良いリズム。もっと溌剌とさせる方法は↓
感覚がみずみずしい!
添削:ひかり飲み干す 雪晴れの缶ジュース
●名人昇格試験 梅沢富美男
牢名主のごと 自販機のおでん缶
結論:1つ前進! 名人10段→10段+1
評価のポイントは「のごと」直喩の是非。
落差が絶妙!
素材が面白い。四角い自販機を牢屋に見立てて、おでん缶を
牢名主と瞬間的に思う、発想に滑稽味があり飄々として良い。
落差というのは、「ごと」は直喩。AはBですと言っちゃう
のが比喩。「おでん缶」は「牢名主」だと言っちゃう。
この落差が大きすぎると意味わからなくなる。
落差が少しだと意外性がなくなる。落差が絶妙な距離感だと、
「そうかもしれない」と納得させられる。これができている。
添削:なし
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 チョコプラ松尾 70点 才能アリ(陶芸1位=長田)
2位 加藤登紀子 68点 凡人 (陶芸2位)
3位 中山優馬 60点 凡人 (─)
4位 三遊亭好楽 42点 凡人 (陶芸3位)
最下位 田中道子 25点 才能ナシ(陶芸4位)
特待生 松岡充 俳句 1ランク昇格(4級→3級)
名人 梅沢富美男 俳句 1つ前進(10段→10段+1)
特待生 松岡充 陶芸 1ランク昇格(5級→4級)
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2019年1月24日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、加藤登紀子、三遊亭好楽、田中道子、中山優馬、チョコレートプラネット松尾という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
冬の自動販売機の写真を見て一句。
●凡人3位 中山優馬 60点
雪の夜 ハンドル寄せた あの灯り
査定:ドライブに発想を持ってくるところは良い点だが、
「寄せた」と「あの」がこの句の問題点。
距離感がおかしい。
添削:雪の夜の ハンドル寄せる 灯りかな
ポイント:距離感を正確に表現する。
●凡人4位 三遊亭好楽 42点
冬の夜 角な自販機 ほっとして
査定:四角い自販機ですか?それはわからない。
「冬の夜 四角い自販機 ほっとして」と直してもつまらない(笑)
直しても凡人の凡人。
添削:冬の夜 四角い自販機に ほっと
ポイント:誤読を避ける言葉選びを。
●凡人2位 加藤登紀子 68点
流氷や 声の逞し 漁港かな
査定:(梅沢が指摘した)「や」と「かな」と2つあると焦点がばらける。
「逞し」でも切れて三段切れになる。
小さなミスがあったが、やろうとしていることは素晴らしい。
(本人説明の)流氷の音は凄い。才能アリは目の前。
添削:流氷の 声逞しき 漁港なり
ポイント:「や」と「かな」の併用には注意。
●才能ナシ最下位 田中道子 25点
燈り待ち 押すに押せない 恋心
査定:問題点は2つ。(松岡指摘の)季語がないこと。
「燈り待ち」がわかりにくいこと。
ボタンも恋も押せないのだから、自販機と書くしかない。
添削:自販機の ボタンも恋も 押せぬ冬
●才能アリ第1位 チョコ松尾 72点
冬空や 商談前の 缶コーヒー
査定:「商談前」が言葉の経済効率が良い。状況も見えるし、
人物、時間も想像できる。
凡人以下の人は「缶コーヒー」の後に暖かい・握るとか入れるが、
才能アリの人はそれを入れなくてもわかる。
名詞と助詞だけでできているので意味の揺らぎが起こりにくい。
添削:なし
●特待生昇格試験 松岡充
飲み干す光 雪晴れの缶ジュース
結論:1ランク昇格! 特待生4級→3級
評価のポイントは七五五の破調。
溌剌とした勢いがある。
破調は迂闊にやれば痛い目にあう。1句の内容がその調べを要求
しているかを考えて結論出すべき。
この句の場合は、この勢いを要求している。
非常に気持ちの良いリズム。もっと溌剌とさせる方法は↓
感覚がみずみずしい!
添削:ひかり飲み干す 雪晴れの缶ジュース
●名人昇格試験 梅沢富美男
牢名主のごと 自販機のおでん缶
結論:1つ前進! 名人10段→10段+1
評価のポイントは「のごと」直喩の是非。
落差が絶妙!
素材が面白い。四角い自販機を牢屋に見立てて、おでん缶を
牢名主と瞬間的に思う、発想に滑稽味があり飄々として良い。
落差というのは、「ごと」は直喩。AはBですと言っちゃう
のが比喩。「おでん缶」は「牢名主」だと言っちゃう。
この落差が大きすぎると意味わからなくなる。
落差が少しだと意外性がなくなる。落差が絶妙な距離感だと、
「そうかもしれない」と納得させられる。これができている。
添削:なし
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 チョコプラ松尾 70点 才能アリ(陶芸1位=長田)
2位 加藤登紀子 68点 凡人 (陶芸2位)
3位 中山優馬 60点 凡人 (─)
4位 三遊亭好楽 42点 凡人 (陶芸3位)
最下位 田中道子 25点 才能ナシ(陶芸4位)
特待生 松岡充 俳句 1ランク昇格(4級→3級)
名人 梅沢富美男 俳句 1つ前進(10段→10段+1)
特待生 松岡充 陶芸 1ランク昇格(5級→4級)
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2019-02-07 12:26
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