プレバト才能ランキング【俳句】村上弘明登場!近藤サトが1位!/フルポン村上9段へ昇格 [芸能]
村上、志らくが昇格試験
2019年5月9日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、村上弘明、近藤サト、神宮寺勇太(King&Prince)、河野玄斗(現役東大生)、朝日奈央という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
5月の鎌倉・小町通りの写真を見て一句。
●凡人3位 神宮寺勇太 62点
黄昏の 青葉に溶ける 人の波
査定:「青葉に溶ける人の波」はちゃんと書けてる。
悩ましいのは「黄昏」。暗くなってきてその後「青葉」
となると、色が邪魔をする。暗さが邪魔をする。
(色がぶれてるという)志らくさんはそれを指摘した。
添削は難しいがやってみる。
添削:町の青葉に 溶けゆく黄昏の 人波
ポイント:季語の鮮度をそこなわないこと。
●凡人4位 村上弘明 60点
八百年の時を越え 蝦夷ハス盛る 鎌倉に
査定:やろうとしていることはわかるが、いっぱい入りすぎ。
難しいことをやろうとしている。これだけの要素を1句
に入れるのは難易度が高い。
こうすれば↓すっくと背骨が立った良い句になる。
添削:鎌倉や 八百年を 咲く蝦夷蓮
ポイント:17音で映像を作る。
●凡人2位 河野玄斗 65点
鎌倉に 競る松蜩ら 延べ千年
査定:一句の中に地名・季語・長い年月を入れたのは、
(村上の句と同様)すごく難しい。
「延べ」はいらない。「ら」もいらない。
「競る」という擬人化より映像にすべき。
添削:千年を 鳴き継ぐ松蜩の 鎌倉
ポイント:年代を詠む句に要注意。必要以上に説明の言葉は入れない。
●才能ナシ最下位 朝日奈央 35点
夏めいて 私の心 ときめいた
査定:「めいて」と「めいた」のリフレインがおしゃれと思った
んでしょ? 何かのキャッチコピーならこれでいいが、
俳句としてはあまりにも映像がなさすぎる。スカスカ。
「賑わう車内」はありがちな表現。
映像を入れるのはこういうことだけを解説する。
添削:青空の 青ときめいて 夏めいて
ポイント:映像化して表現する。
●才能アリ第1位 近藤サト 70点
容赦なく 人波飛び入る 五月蝿(さばえ)かな
査定:描写として褒めたいのは「飛び入る」という複合動詞。
正確に言えている。もったいないのは中八になっている点。
「容赦なく」が出てきた時、「かな」という詠嘆が効いてない。
語順の問題。目の付け所は俳人的なので、すぐ上手になる。
添削:人波に 飛び入る容赦なき 五月蝿
●特待生昇格試験 立川志らく
傘の色 紫陽花寺に 吸い込まれ
評価のポイントは、「傘の色」の是非。
結論:現状維持! 特待生3級→3級
たった1字で季語が損している!
「傘の色」の印象が強く、「紫陽花」が弱まる。
「色」と言わずに色を想像させ、季語を邪魔しない言葉を。
添削:傘とりどり 紫陽花寺に 吸い込まれ
●名人昇格試験 村上健志
扇川 また見失い 緑さす
評価のポイントは、「また見失い」が機能しているか。
結論:1ランク昇格! 名人8段→9段
一見説明くさいが的確!
「扇川また見失い」で、どういう体験をしたかがよくわかる。
「また」が機能して、川沿いを歩いている光景。
見失って若葉を見ると、なんて素晴らしい季節だろうと。
的確な描写、実感、こういうのが詠めるように名人の風格が
出てくる。うまくなった。
添削:なし
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 近藤サト 70点 才能アリ(盛り付け1位)
2位 河野玄斗 65点 凡人 (─)
3位 神宮寺勇太 62点 凡人 (盛り付け3位)
4位 村上弘明 60点 凡人 (盛り付け2位)
最下位 朝日奈央 35点 才能ナシ(─)
特待生 立川志らく 俳句 現状維持(3級→2級)
(盛り付け4位)
名人 フルポン村上 俳句 1ランク昇格(8段→9段)
名人 ロバート馬場 盛り付け 1ランク降格(3段→2段)
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2019年5月9日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、村上弘明、近藤サト、神宮寺勇太(King&Prince)、河野玄斗(現役東大生)、朝日奈央という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
5月の鎌倉・小町通りの写真を見て一句。
●凡人3位 神宮寺勇太 62点
黄昏の 青葉に溶ける 人の波
査定:「青葉に溶ける人の波」はちゃんと書けてる。
悩ましいのは「黄昏」。暗くなってきてその後「青葉」
となると、色が邪魔をする。暗さが邪魔をする。
(色がぶれてるという)志らくさんはそれを指摘した。
添削は難しいがやってみる。
添削:町の青葉に 溶けゆく黄昏の 人波
ポイント:季語の鮮度をそこなわないこと。
●凡人4位 村上弘明 60点
八百年の時を越え 蝦夷ハス盛る 鎌倉に
査定:やろうとしていることはわかるが、いっぱい入りすぎ。
難しいことをやろうとしている。これだけの要素を1句
に入れるのは難易度が高い。
こうすれば↓すっくと背骨が立った良い句になる。
添削:鎌倉や 八百年を 咲く蝦夷蓮
ポイント:17音で映像を作る。
●凡人2位 河野玄斗 65点
鎌倉に 競る松蜩ら 延べ千年
査定:一句の中に地名・季語・長い年月を入れたのは、
(村上の句と同様)すごく難しい。
「延べ」はいらない。「ら」もいらない。
「競る」という擬人化より映像にすべき。
添削:千年を 鳴き継ぐ松蜩の 鎌倉
ポイント:年代を詠む句に要注意。必要以上に説明の言葉は入れない。
●才能ナシ最下位 朝日奈央 35点
夏めいて 私の心 ときめいた
査定:「めいて」と「めいた」のリフレインがおしゃれと思った
んでしょ? 何かのキャッチコピーならこれでいいが、
俳句としてはあまりにも映像がなさすぎる。スカスカ。
「賑わう車内」はありがちな表現。
映像を入れるのはこういうことだけを解説する。
添削:青空の 青ときめいて 夏めいて
ポイント:映像化して表現する。
●才能アリ第1位 近藤サト 70点
容赦なく 人波飛び入る 五月蝿(さばえ)かな
査定:描写として褒めたいのは「飛び入る」という複合動詞。
正確に言えている。もったいないのは中八になっている点。
「容赦なく」が出てきた時、「かな」という詠嘆が効いてない。
語順の問題。目の付け所は俳人的なので、すぐ上手になる。
添削:人波に 飛び入る容赦なき 五月蝿
●特待生昇格試験 立川志らく
傘の色 紫陽花寺に 吸い込まれ
評価のポイントは、「傘の色」の是非。
結論:現状維持! 特待生3級→3級
たった1字で季語が損している!
「傘の色」の印象が強く、「紫陽花」が弱まる。
「色」と言わずに色を想像させ、季語を邪魔しない言葉を。
添削:傘とりどり 紫陽花寺に 吸い込まれ
●名人昇格試験 村上健志
扇川 また見失い 緑さす
評価のポイントは、「また見失い」が機能しているか。
結論:1ランク昇格! 名人8段→9段
一見説明くさいが的確!
「扇川また見失い」で、どういう体験をしたかがよくわかる。
「また」が機能して、川沿いを歩いている光景。
見失って若葉を見ると、なんて素晴らしい季節だろうと。
的確な描写、実感、こういうのが詠めるように名人の風格が
出てくる。うまくなった。
添削:なし
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 近藤サト 70点 才能アリ(盛り付け1位)
2位 河野玄斗 65点 凡人 (─)
3位 神宮寺勇太 62点 凡人 (盛り付け3位)
4位 村上弘明 60点 凡人 (盛り付け2位)
最下位 朝日奈央 35点 才能ナシ(─)
特待生 立川志らく 俳句 現状維持(3級→2級)
(盛り付け4位)
名人 フルポン村上 俳句 1ランク昇格(8段→9段)
名人 ロバート馬場 盛り付け 1ランク降格(3段→2段)
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