プレバト才能ランキング【俳句】山口真由が1位・才能アリが3人!/北山、東国原現状維持! [芸能]
東国原、北山が昇格試験
2019年5月23日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、榎木孝明、藤真利子、濱田マリ、山口真由、ジャンポケ斉藤という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
梅雨の花屋(アジサイと長靴を履いた子ども)の写真を見て一句。
●才能アリ3位 藤真利子 70点
むらさきに 染みる恋文 四葩(よひら)抱く
査定:(四葩=紫陽花:季語)
綺麗な言葉が美しく調和しているのが一番良い。
最後の「抱く」が物語を思わせる。「染みる」と「染まる」は
違う。「染みる」は滲んで広がる、「染まる」はその色になる。
(本人弁を聞いて)ここは「染まる」じゃないか。
添削:むらさきに 染まる恋文 四葩抱く
●才能アリ2位 ジャンポケ斉藤 71点
予報は雷雨 まっさらな 雨合羽
査定:意図的に755にしたということが内容と合致している。
よく考えたか偶然かはわからないが、結果は成功している。
「雨合羽」は季語ではないだろう。「雷雨」は季語。
雷雨と雨合羽でちょうど良い相乗効果になっている。
添削:なし
ポイント:季語の入れ方。「予報は雷雨」だと季語として弱いが、
最後に「雨合羽」で補強している。
●凡人4位 榎木孝明 65点
紫陽花が 仔犬の仰ぐ 先にあり
査定:描こうとしている光景がとても良い。
紫陽花のボリュームと仔犬の大きさの対比。
もったいないのは、語りが散文の語順になっている点。
この語順で散文にならないためには、こうする↓
添削:紫陽花が ゆれる仔犬の 仰ぐ先
ポイント:情景を2カットで描く。
●才能ナシ最下位 濱田マリ 30点
雨を汲み 陽に向かう花 咲くは幸
査定:これは俳句と言うよりナゾナゾ。
雨を汲み、陽に向かう花な〜んだ?というような。
最後に俳句らしい顔をしてみたが、あまりに陳腐。
せめて季語を入れて。
添削:雨を汲み 陽に咲く花の 名は紫陽花
こうやってナゾナゾを完成させて終わりにしよう。
●才能アリ第1位 山口真由 72点
土砂降りの シャッター通り 濃紫陽花(こあじさい)
査定:それぞれの言葉がそれぞれの言葉を邪魔していない。
「土砂降り」で音とか雨のしぶきが伝わる。
「シャッター通り」でひなびたような店、「通り」で
地面に植わっている紫陽花に視線がいく。「街」では
空間が大きくなる。無機質な色合いと鮮やかな色合い
の対比ができている。お見事。
添削:なし
●特待生昇格試験 北山宏光
梅雨晴間 踊る長ぐつ ルラルララ
評価のポイントは、「間」の一字。
結論:現状維持! 特待生5級→5級
助詞を効果的に!
褒めたいのは「ルラレウララ」で、明るくてオリジナリティ
があって…(本人からキスマイの歌詞と説明)
じゃあ、作詞家を褒める。
上五で「梅雨晴を」とやると、「時間と空間を」という
ニュアンスになる。
添削:梅雨晴を 跳ねる長ぐつ ルラルララ
●名人昇格試験 東国原英夫
花やぎを 増して花屋の 梅雨入り(ついり)かな
評価のポイントは、「増して花屋の」の是非。
結論:現状維持! 名人10段→名人10段
目の付け所はいい。梅雨は花屋の店先だけが華やいでいる
ここに目をつけたのは良い。
問題は「増して」。説明的になっている。
動詞は動きを表現するときは効果的だが、状態・状況を描く
ときにやり方を間違えると説明的になる。
「なお」「いっそう」「いよいよ」とかにする方がよい。
添削:花やぎを 殊に花屋の 梅雨入り(ついり)かな
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 山口真由 72点 才能アリ(─)
2位 ジャンポケ斉藤 71点 才能アリ(─)
3位 藤真利子 70点 才能アリ(陶芸3位)
4位 榎木孝明 65点 凡人 (陶芸1位→特待生)
最下位 濱田マリ 30点 才能ナシ(陶芸4位)
特待生 北山宏光 俳句 現状維持(5級→5級)
(陶芸2位)
名人 東国原英夫 俳句 現状維持(10段→10段)
特待生 松岡充 陶芸 1ランク昇格(4級→3級)
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2019年5月23日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。
今回の挑戦者は、榎木孝明、藤真利子、濱田マリ、山口真由、ジャンポケ斉藤という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功。
【俳句審査】
俳人・夏井いつき先生
【俳句のお題】
梅雨の花屋(アジサイと長靴を履いた子ども)の写真を見て一句。
●才能アリ3位 藤真利子 70点
むらさきに 染みる恋文 四葩(よひら)抱く
査定:(四葩=紫陽花:季語)
綺麗な言葉が美しく調和しているのが一番良い。
最後の「抱く」が物語を思わせる。「染みる」と「染まる」は
違う。「染みる」は滲んで広がる、「染まる」はその色になる。
(本人弁を聞いて)ここは「染まる」じゃないか。
添削:むらさきに 染まる恋文 四葩抱く
●才能アリ2位 ジャンポケ斉藤 71点
予報は雷雨 まっさらな 雨合羽
査定:意図的に755にしたということが内容と合致している。
よく考えたか偶然かはわからないが、結果は成功している。
「雨合羽」は季語ではないだろう。「雷雨」は季語。
雷雨と雨合羽でちょうど良い相乗効果になっている。
添削:なし
ポイント:季語の入れ方。「予報は雷雨」だと季語として弱いが、
最後に「雨合羽」で補強している。
●凡人4位 榎木孝明 65点
紫陽花が 仔犬の仰ぐ 先にあり
査定:描こうとしている光景がとても良い。
紫陽花のボリュームと仔犬の大きさの対比。
もったいないのは、語りが散文の語順になっている点。
この語順で散文にならないためには、こうする↓
添削:紫陽花が ゆれる仔犬の 仰ぐ先
ポイント:情景を2カットで描く。
●才能ナシ最下位 濱田マリ 30点
雨を汲み 陽に向かう花 咲くは幸
査定:これは俳句と言うよりナゾナゾ。
雨を汲み、陽に向かう花な〜んだ?というような。
最後に俳句らしい顔をしてみたが、あまりに陳腐。
せめて季語を入れて。
添削:雨を汲み 陽に咲く花の 名は紫陽花
こうやってナゾナゾを完成させて終わりにしよう。
●才能アリ第1位 山口真由 72点
土砂降りの シャッター通り 濃紫陽花(こあじさい)
査定:それぞれの言葉がそれぞれの言葉を邪魔していない。
「土砂降り」で音とか雨のしぶきが伝わる。
「シャッター通り」でひなびたような店、「通り」で
地面に植わっている紫陽花に視線がいく。「街」では
空間が大きくなる。無機質な色合いと鮮やかな色合い
の対比ができている。お見事。
添削:なし
●特待生昇格試験 北山宏光
梅雨晴間 踊る長ぐつ ルラルララ
評価のポイントは、「間」の一字。
結論:現状維持! 特待生5級→5級
助詞を効果的に!
褒めたいのは「ルラレウララ」で、明るくてオリジナリティ
があって…(本人からキスマイの歌詞と説明)
じゃあ、作詞家を褒める。
上五で「梅雨晴を」とやると、「時間と空間を」という
ニュアンスになる。
添削:梅雨晴を 跳ねる長ぐつ ルラルララ
●名人昇格試験 東国原英夫
花やぎを 増して花屋の 梅雨入り(ついり)かな
評価のポイントは、「増して花屋の」の是非。
結論:現状維持! 名人10段→名人10段
目の付け所はいい。梅雨は花屋の店先だけが華やいでいる
ここに目をつけたのは良い。
問題は「増して」。説明的になっている。
動詞は動きを表現するときは効果的だが、状態・状況を描く
ときにやり方を間違えると説明的になる。
「なお」「いっそう」「いよいよ」とかにする方がよい。
添削:花やぎを 殊に花屋の 梅雨入り(ついり)かな
【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
1位 山口真由 72点 才能アリ(─)
2位 ジャンポケ斉藤 71点 才能アリ(─)
3位 藤真利子 70点 才能アリ(陶芸3位)
4位 榎木孝明 65点 凡人 (陶芸1位→特待生)
最下位 濱田マリ 30点 才能ナシ(陶芸4位)
特待生 北山宏光 俳句 現状維持(5級→5級)
(陶芸2位)
名人 東国原英夫 俳句 現状維持(10段→10段)
特待生 松岡充 陶芸 1ランク昇格(4級→3級)
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2019-06-22 15:00
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