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プレバト才能ランキング【俳句】伍代夏子1位!三山ひろし最下位(演歌対決)/梅沢・村上各1つ前進! [芸能]

梅沢、村上が昇格試験

2019年8月22日、TBS系列で放送された「プレバト才能ランキング」の俳句部門をダイジェストで紹介します。

今回の挑戦者は、伍代夏子三山ひろし(紅白でけん玉ギネス記録達成)、ブルゾンちえみ鈴木梨央二階堂高嗣という面々。
MCはダウンタウンの浜田雅功

【俳句審査】
 俳人・夏井いつき先生

【俳句のお題】
 夕焼けの空港の写真で1句。



●凡人3位 鈴木梨央 60点

  機窓にて 心リセット 秋夕焼(あきゆや)け

 査定:俳句では「夕焼け」の「け」を入れないで「夕焼」とする。
    機窓という光景と秋夕焼という光景を「心リセット」が
    分断している。光景は1つにまとめて作った方が良い。

 添削:心リセット 秋夕焼の 機窓にて

 ポイント:光景は分断しない。



●才能アリ2位 ブルゾンちえみ 70点

  秋風と 混ざる荷物の 異邦の香

 査定:とても良いセンスの句。「異邦の香」が肝の表現。
    もったいないのは1か所、「秋風と」の「と」。
    (これは梅沢も指摘した)これを「に」にすれば、
    今回これが1位だった。「と」だと同等のものとして
    混ざっていく。「に」だと秋風が主役になる。

 添削:秋風と 混ざる荷物の 異邦の香



●才能ナシ4位 二階堂高嗣 30点

  歓声に 浸る間なく 別れ烏(がらす)

 査定:どう見ても(本人が言う)「ツアー」とはわからない。
    ツアーで「別れ烏」という悲しげな季語は使わない。
    まず「浸る間なく」はいらない。浸ってる場合じゃない。
    
 添削:歓声に 手を振り 別れゆく虹よ



●才能ナシ最下位 三山ひろし 25点

  カブトムシ 胸湧き友と テイクオフ

 査定:カブトムシを擬人化して友と飛び立っていくのであれば、
    4位と5位を入れ替えるのだが、本人は一言も言わず。
    「旅行に行くひとたち」とわかる季語を入れるだけ。

 添削:夏帽子の 友と胸湧く テイクオフ



●才能アリ第1位 五代夏子 72点

  惜別の スカイデッキや 秋夕焼(あきゆやけ)

 査定:「惜別の」を上手に使っている。抽象的な心情を
    「スカイデッキ」という場所できっぱりと受け止めている。
    季語が持っている叙情が惜別の思いと重なってくる。
    非常に手堅い一句。

 添削:なし



●名人昇格試験 村上健志

  八月の 機内に灯る 読書灯

    評価のポイントは、「機内に」。
 結論:1つ前進! 名人10段+1→10段+2
    映像に思いが託されている!
    「八月」には、原爆・お盆・終戦などの思いがある。
    その難しい季語を機内に灯っている読書灯だけで表現
    この詩の感覚は見事。
    灯っている光景に平和を感じとっている。この映像だけを
    切り取りたかったのはちゃんと伝わってきた。

 添削:なし



●名人昇格試験 梅沢富美男

  秋夕焼(あきゆやけ) 機内に遺影の 席ひとつ

    評価のポイントは、「機内に」。
 結論:1つ前進! 名人10段+2→名人10段+3 
    あえての中八が成功している。
    評価の分かれ目は中七を中八にしてまで「に」を入れる必要が
    あるか?例えば「秋夕焼の 機内遺影の 席ひとつ」でもよい。
    ただその場合、自分なのか第三者なのかでいえば自分になる。
    これは第三者の目線でこの場面に遭遇して書いたに違いない。
    さすがおっちゃん。

 添削:なし



【プレバト才能ランキング俳句部門結果】
 1位  五代夏子    72点  才能アリ(ちぎり絵2位)
 2位  ブルゾンちえみ 70点  才能アリ(─)
 3位  鈴木梨央    60点  凡人  (ちぎり絵4位)
 4位  二階堂高嗣   30点  才能ナシ(─)
 最下位 三山ひろし   25点  才能ナシ(ちぎり絵3位) 
 名人  村上健志    俳句   1つ前進(2級→1級)
 名人  梅沢富美男   俳句   1つ前進(3段→4段)
 (和紙ちぎり絵でカズレーザーが初登場で特待生昇格)


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